きらめきおばけ

隣国のきらめく男子たちの記録

誰も汚せない歌声

かなり前に憤りと勢いで書いた文章です。ほとぼりも冷めたと思うので上げます。

 

Bolero、再録されたようですね。この名曲が眠っているのは本当にかわいそうなので、再録は本当によかったと思います。

私は2010年にファンをやめてしまったのですが、その頃所持していたDVDはいまだに懐かしみながら見たりしています。

History in JapanやAll About 東方神起、日本ツアーのDVDの1st〜4th、アジアツアーの1st〜3rd、その他にもズームインの密着のDVDや韓国のテレビ番組に出演した時の録画やMステ、紅白、MKMF、ドリコン、イル活も本国での活動も両方大切に見返しています。

 

特に、ライブはよく見返します。中でも、2008年のドリコンとMiroticのソウルコン、MKMF、そして2009年のThe Secret Codeは好きなパフォーマンスが目白押しで、挙げればきりがありません。

The Secret Codeのアンコール最後の曲はボレロでした。この曲は今までリリースされた日本語曲のバラードの中でも屈指の難しさの曲と言われ、歌番組では素人目に見ても上手く歌えていないなあと思う時もありました。特にソウルと日本の往復が激しく、日本日帰り日などに収録された(こんなスケジュールはざらにあった)NHKの番組などはみんな声が掠れていて、今でも見るたび心が痛みます。

夢の東京ドーム、初めて日本の地を踏んだときに「東京ドームでライブをしたい」と語っていた5人。Zepp Tokyo→武道館→さいたまスーパーアリーナときて、4年目にしてようやく踏んだ東京ドーム。文字通り血を流しながら韓国の男性アイドルの販路を切り拓いたグループの夢の到達地点のアンコール曲。

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これに汚い声が混じっているなんて誰が言えようか。

カシビギの間では有名だったジュンスの変声期の話を今更すればいいのでしょうか? この曲の見せ場であるジェジュンは、日本で売れるために日本語で歌うときは声を変えて、韓国よりやや甘めの声をトレーニングしてわざと出していると言われていました。その方が日本では受けやすいからであり、その努力がグループの色を作りました。ユチョンのハモりは超一流です。メンバーで一番音楽に精通していたユチョンのハモりパートの安定感は素晴らしく、主旋律を歌うユノの優しい声を支える声色はどこまでも優しい。この曲のいくつかのパートはチャンミンのために作られています。誰にも真似できないハイトーンボイスで曲を圧倒的に厚みのあるものにするチャンミン。そして、私はこの曲の声はユノだと思っていました。ユノの優しい歌声と曲のニュアンスが合いすぎている。

この曲を歌っているこの時の2人の顔を見ても同じことが言えるのだろうか?いや、見たことがないのかなとか色々考えてしまいました。

 

これを貶すのは、それほどまでにこのパフォーマンスがある種の、この5人のマスターピースとして存在してしまっているからだと思います。しかしこれはこれ、それはそれ。5人が歌ったこの曲は、この5人の歌声に心酔していた人たちの、心の中にそっとしまわれています。今更ひっくり返して取り出してきてめちゃくちゃに貶さなくとも、これからは2人のボレロが歌われ続けるしそれを皆が聴き続けることでしょう。それで良いのではないでしょうか。

私は未だにこの日のパフォーマンスを心の中のある部分に大切にしまっています。厳しい状況に置かれていただろう5人の美しすぎる歌声はいつも私の心を打ちます。