きらめきおばけ

隣国のきらめく男子たちの虚像を解釈する二次創作

2019年12月3日 その時、運命がハンチョルの上に舞い降りた

すごくすごくすごーく今更になるのですが、2019年12月3日のことについて書きます。

 

ハンチョル…それは数奇な運命を辿った伝説の悲哀カップリング。

みなさんは「ハンチョル」をご存知でしょうか? ハンチョルというのはスーパージュニアにかつて所属していた13億の奇跡の中国人メンバー・ハンギョンと、我らが宇宙大スター・キムヒチョルのカップリングのことです。その昔、ヒチョルが今よりももっと傷つきやすくアイドルとして存在する自分に馴染めていなかった頃、ヒチョルといつも一緒にいたのは、中国人で、これまた韓国語が達者でないためグループ内でのコミュニケーションが上手くなく、ややメンバーに馴染み切れていなかったハンギョンでした。グループのはぐれ者であった2人は、2人だけの世界を築き、そのガチさといったら東方神起の伝説のカプ・ユンジェ(検索してください)と双璧をなすと言われるくらいでした。

まずは当時の2人をご覧ください。


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プレミアムライブインジャパンでのパフォーマンス集です。2人がいかに2人の世界に入り込んでいるか、お分かりでしょうか? 他のメンバーを絶対に寄せ付けない圧倒的な距離感、甘えんぼのヒチョル(!)とそれを包み込む大らかなハン様の余裕、それがハンチョルです。


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ハン様の誕生日で浮かれてしまっているヒチョル。一生分の恋だね…。ずっと手を繋いでいてラブラブなのがこちらまでしっかりと伝わってきます。


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この動画好きすぎて本当に1億回くらい紹介しているのですが(回し者)久しぶりに中国に一時帰国するハン様に対して、荷物が多すぎてそのまま帰っちゃうんじゃないかと心配なヒチョル。俺も連れてってよ、とトランクに入ろうとするところなんか、本当に一生分の恋ですね。

いつでも仲がよかったね…

そんな感じでラブラブだったハンチョルですが、皆さんご存知の通り、2009年にハン様はいきなり誰にも言うことなくSMに対して契約停止の訴訟を起こし、中国に帰ってしまいます。実質的な脱退宣言。当時はこういったきな臭い訴訟が相次いでいたので訴訟自体は珍しいことではなかったのですが、ヒチョルにも本当に一言もなかったようで、ヒチョルは大きなショックを受けてしまいます。ほとんど鬱状態とも言える当時のショックの受けようは、cyのスキンやメッセージに残されており、あまりにも悲しく痛々しいヒチョルの文章の数々、今もよく覚えています。

大変な時にそばにきて

酒を一杯交わした人がいない

楽しい時にそばにきて

共に笑った人がいない

悲しい時にそばにきて

一緒に泣いた人がいない

毎日そばでなんだかんだと

争った人がいないね

 

一人で歩く練習

「一人で歩く練習」なんて悲しい言葉か。その言葉の通り、ハン様は初期の荒々しいヒチョルを支えてくれた、まさに盟友でもありました。このハン様の突然の帰国により、ハンチョルは国境をまたいだ悲恋カプとして、我々の心に残ることになっていくのです。

ところが。

ええええええ会ってるやん!!!!

2014年・2015年と相次いで2人のツーショ写真が流出。2人が友情そのままに、まだ会い続けているという事実が発覚しました。そう、ハンチョルの絆は終わってはいなかった…。確かに、ハン様の帰国、そしてグループ脱退は非常な痛手だったけれども、それで絆が崩壊してしまうほどこの2人の関係はヤワではなかったのです。「まだハンチョルが会っている」その事実だけで私はもう胸がいっぱいで、その事実だけを抱えてこれから生きていこうと思っていました。新規供給はないけれど2人が会っている、それだけで。そして4年の月日が経ち…………

 

2019年12月2日。予感もなく突如、運命の歯車が大きく動き出します。私の元に一本の情報が入りました。どうやら明日、ヒチョルが中国の授賞式的なイベントに参加する、そしてそこにハンギョンも出席する、という内容でした。

えええええええええええええええええええ公式な場での再会!?!?!?!?!?

突如降って湧いたハンチョル再会公式供給に動悸が止まらない私、ヒチョルの中国への出国をただただ見守ることしかできませんでした。ちなみにイベント名はCOSMO Glam Night 2019 in Shanghaiというイベントだったようです。結局何だったのか、なぜヒチョルだけが呼ばれたのかは中国語の壁が立ちはだかり、未だよく分かっていません。そして日付は変わり2019年12月3日となります。ここからは私の当時のツイートとともに時系列でご覧ください。

ビジュアル大爆発・金髪大正解

先ほどの叫びを見てもらえれば分かる通り、このビジュアルでハン様に会おうとしているなんて、とパニクり、てかこのビジュアルでハン様と並んだら私死んでしまうのではないか?と思いました。でもこの時点では、まだ2人が再会の接触をするかどうか、それはわかっていませんでした。同じ授賞式に出席しても、席とかすごく遠くて全然会えなくてツーショなんかもってのほか…という可能性もあります。ので、油断せずに見守っていこうと思っていました。そうしたら、いきなり流れてきたこの画像…………

美の暴力

えええええええええええええちょっと美しすぎだろう???さすがに??????

この日ビジュアルまじで爆発しすぎていてちょっと本当に、私の見たことのあるヒチョル史上でも屈指のビジュアルになってしまっており、もちろん美しいのは知っていたが、こんなに美しいことって、ある??状態になってしまっていました。何かの力が働いているとしか思えない…。しかし、この時点でもまだツーショが見られるかはわかっていません。

ハン様もあまりに美しい装いで本日いらしていることが発覚。この正反対ぶりを見てください。ハン様が剛だとしたらヒチョルは柔、ハン様が男性的だとしたらヒチョルは女性的、ハン様が黒だとしたらヒチョルは赤。本当に運命的と呼ばざるを得ないビジュアルです。こんなに正反対の2人が、あんなに仲が良かったなんて、あんなにお互いを大事にしていたなんて、本当の本当に愛おしい事実です。

そして突如、タイムラインに流れてきたこの画像。

ハンチョルが公式の場で再会し、抱き合った…………………

 

涙と感動の公式ハンチョルです。圧倒的な公式感。まさか、公式の場で2人が抱き合っているところを見るなんて、それが画像として残るなんて、思ってもいなかったので、あまりのことにしばし言葉を失いました。人って幸福の上限を超える幸福に出くわすと、言葉が出てこなくなるものなのだなあということを再確認。

そして、私の心を一番打ったのはこの画像でした。

ハン様がヒチョルのジャケットを直してあげてる………………………

ヒチョルは現在メンバーの中ではそんなに甘えたキャラではないでしょう。むしろちょっと攻撃的で、メンバーとは対等にやりあっているイメージなのですが、本当の本当はめちゃくちゃ甘えたところがあるのです…(誰)。それを引き出してくれるのがこの圧倒的スパダリのハンギョン氏なのです…。ハンギョンと一緒にいると、なぜかヒチョルは可愛くなっちゃうのです…。

隣の席で楽しそうに話す2人

ほんと、この2人って変わらないのだなと改めて実感し、私の信じてきたハンチョルというカップリングがやはり真実なのだと突きつけられ、自分の信仰に間違いはなかったと知り、本当に嬉しくなりました。ハン様ってもう10年以上前にスジュからいなくなった人だし、今更ハンチョルとかって騒ぐのも最近スジュを好きになった方々からしてみるとうざいだけかなとも思うし、かつては人気カプだったのにもうすっかり名前も聞かなくなってしまったから、みんなもうとっくの昔に忘れちゃったのかなとも思ったのですが、この日はツイッターのタイムライン上で皆がハンチョルの再会を祝福してくれていて、私は本当に温かい気持ちになりました。

伝説のツーショットが更新されました。

 

そしてこの運命の再会ももう2年以上前の話になってしまっているのですが…ハンチョルは私の心にいつも咲いている小さな花です。公式供給がこの後もあるかはわからないのですが、191203のハンチョルの再会は間違いなく伝説として語り継いでいく必要があるでしょう。ということでブログにまとめてみました。これを読んでくださった方の胸のなかにも小さなハンチョルという花が咲きますように。そして、当時の私の興奮がそのままに伝わると嬉しいです。ハンチョルフォーエバー…!