きらめきおばけ

隣国のきらめく男子たちの記録

せぶちフィルムコン覚え書き

フィルコン、最高だったーーーーーー!!!!!!

最近ライブ枯渇でシュンしていたので、久々にライブのせぶちの空気感味わえてとっても素敵でした。そしてあの子たち、パフォ力高すぎて何回見ても全く飽きない。あと、普段は基本的に双眼鏡で推し(ぶちゃ、ディノちゃん)のことしか見ていないので、強制的に他の子を見せられることによるウワー!!がとっても良かったです。テレビは大体カメラワーク一緒になっちゃうし、韓国版ライブ映像系は公式なのに画質がイマイチで細やかな表情とカメラワークがう〜んという気持ちもあるのですが、その辺は日本の安心感がありました。(慣れの問題?)とにかく気づきしかない。忘れたくないことだけ簡単にメモります。

 

・メイクが良い

そこかよという感じだけど、そして韓国のテレビ出演の時も良いけど、日本ライブのメイク、すこぶる良かったです。人にもよるけど、基本的にはお顔全体を真っ白に毛穴レスして、目の周りの超キラキララメ感しっとりブラウンアイシャドウで上下まぶたを濡れたように固め、キワのグラデーションとアイラインは濃い色でしっかりつけているので、一重の子も奥二重の子もおめめが本当に綺麗。目のキワに赤色入れてる子がいるのも素敵。アジア人のまぶたにおける完璧なメイクはおそらくセブチだと思うくらいメイク素敵すぎて頭がおかしくなりそうでした。そして急いでTHREEのウィスパーグロスフォーアイと、コスメデコルテのアイグロウジェムを買いにいきました。

 

・ディノちゃんのダン

私はもうディノちゃんが好きで好きでしょうがないのですが、この子のダンスの自由さ、柔軟さ、今にも空に羽ばたいていってしまいそうな少年の身体の軽さがとっっても好きなのであります。みんなダンスとっても上手だけど、ディノちゃんのダンスが一番個人的に好みで、ただ、この手のダンスにめちゃめちゃ恋した記憶があって、なんだっけ〜と思っていたら、日本デビュー版リプレイの時のテミンくんでありました。

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私、この曲は韓国版から狂ったように聴いていて、あまりに好きすぎて、聴くとワーーーー!となってしまって、夜ベッドの中で泣きながら聴いていたりした思春期らしい気持ちの悪い思い出があるのだけれど、シャイニーの本格日本デビューが決まった時、リプレイだー!と大喜びしていそいそとデビューCD(ミュージックビデオDVDとセットだった)を買ってきたのですが、そのMVを観て心底たまげてしまったのです。というのも、このMVの2分33秒〜のラスサビにおけるテミンくんのダンスが好きで好きで、このシーンだけ何度も何度も見返したのでした。なんだかこのダンス、もともと上手なのは知っていたのだけど、少年と大人の間でしなやかな身体なのに技術が頂点突破しつつあり、今にも空に飛んでいきそうな感じがしませんか?私だけですね、これ誰にも共感してもらえたことがありません。テミンペンの友達何人かに力説したこともありますが、みんな???という顔でした。この足の動きに合わせてビュッという風を切る効果音が入ってるところとか最高すぎて頭おかしくなりそうなんだけどな〜

で、何が言いたいかというとディノちゃんのダンスはこの時のテミンくんのダンスを観た時と同じ感動を常に私に与えてくれてすごく好きだということです。あっ、2人のどっちが上手いとか好きとかそういう話ではなく、少年の傲慢で自由奔放なダンスと、大人の技術と節度あるダンスのバランスが神がかっていて、今にも空に飛んで行ってしまいそうな少年がとにかく尊いという話です。

 

・ぶちゃんのMC

いつものことですが、ぶーちゃんは言語関係なく本当にMCが上手で、もうフリートークの要のような存在で、私は見ながら「この子は絶対に食いっぱぐれない…!!」と100回くらい思いました。しかし、食いっぱぐれないというのは極めて重要で、それはパク・ジョンス氏とキム・ヒチョル氏を見ているとそれを凄く思うのです。アイドル出身のMCとしてムン・ヒジュン氏の跡をついでくれ…!と唱えています。(顔が似ていると個人的に思っている)

 

・ウォヌくんは特別な男の子である。

ウォヌくんはなんでこんなに特別なのであろうか、と見ながらずっと考えていました。実は、私最後に名前を覚えたのがウォヌくんでした。(すみません)というのも、あまり前に出てくるタイプではないし、はじめのうちはキャラクターもつかみにくく……あ〜と思って色々なメンバー紹介ブログさんとかも覗いたのですが、大体同じようなことが書いてあって、あっみんなそうなのかな??とか思っていたのですが、過去の自分を殴りたい、なにもわかっていない。。

なんかよくわからないが素敵なのである。いかった肩とか、細いパンツが更にブカブカなところとかが、重めのまぶたから繰り出される視線の動きとか、超低音で時々掠れる声とかがとにかく魅せる感じがするのであったのです。特に夏は休み明けだからか、デビューしたての頃の映像と比べると、ちょっと気だるい感じ?も残っていて、その気だるさがとっても色っぽいのである。音楽番組の映像とかを見ながら薄々感じていましたが、今回のライビュで確定しました。とにかくものすごくオーラがあって、何だか特別な感じがします。ミステリアスだから? とにかく、クラスにいたら一番気になる男の子だし、まじで少女漫画の世界。

 

・ミュージカル路線

今回のライブ、最初全体曲(シャダなど)から始まり、色々あるも基本的にチーム別のパフォーマンスが続き、最後に全体曲に戻る体裁でしたが、そうしてちょっとライビュという距離をとって見て、あ〜セブチのミュージカル路線というのは本当に素晴らしいものだなあとつくづく思ったのでした。セブチのパフォがミュージカルっぽい最大の要因は「入りハケがある」という部分だと勝手に思っているのですが、この入りハケを利用した緩急ある舞台作りは、10人を超す大所帯グループだからこそできるものであります。せぶちゃんは、群舞もめちゃめちゃ凄いし、若さも爆発してるし、歌もすこぶる上手いしで本当に凄い。ただ、群舞とかは練習すれば(ある程度)できる上、この先忙しくなってくると13人集めてダンスをひたすら揃えるという作業はめちゃくちゃ困難になると予想されるし、若さはもっと若いグループが出てきた途端に失われるし、歌もなんか最近の子はみんなそこそこ歌える上、グループに3人くらい抜群に上手い子がいれば、知らない人がパッと見で見れば、なんとなく上手いグループっぽく見せることが可能なのである。しかし、このミュージカル感と演出力はまじで唯一無二、ナンバーワンかつオンリーワンであり、私は断固として(そしてモンペとして)この路線を突き進んで欲しいという願望を抱きました。コンセプトはなんでもいい、が、入りハケがあり、小物とかを使い、小芝居を入れるこのスタイルは私、今後も見ていきたい気持ちが溢れすぎて死ぬかと思いました。マンセー

 

・ノーファンのカメラワーク

頼む、私に編集させてくれ…!ここやねん!という部分がことごとく入っていなくて初めて見た時なきそうになった。2回目から慣れたけど。

 

・ミンギュ

今すぐ俳優をやって欲しい。刑事モノなら100回くらいは見る。元々顔の造形が凶器ぐらい良いのに加えて、眉毛を自在に扱えること、そして眉を寄せた時の演技がほんとうに良く、目線の動かしも絶妙に良く、良さしかないです。

 

しかし、言及してない子もほんとうに皆良さしかなかったです。以上、来年のライブが死ぬほど楽しみで今から震えます。

ジョンスの涙 〜シュキラの終わりに寄せて〜

Super JuniorのKiss The Radioがとりあえず一区切りつきました。私がスジュを知ったときにはもうこのラジオはやっていて、兵役とか色々大変だったけどMCをちょっとずつバトンタッチしながらずっとエルプとともにあったラジオでした。ソロ活が多くなったり、誰が何をしているかよくわからなくなったときも、このラジオの活動だけは透明でいつも見えていて、あっスジュ元気でがんばってるんだな〜と知ることができる唯一で重要なチャンネルだったなあ、と。

ジョンス、また泣いていた。ジョンスが泣くところはびっくりするくらいよく見ますが、ジョンスの涙を見るといつも心がすごく痛い。ヒチョルの涙も珍しいですが、ヒチョルの涙を見て心が痛くなったのは、ハン様を失った後のSS2上海のShinig Starの涙のみです。ウンシへラストのスパショの涙なんて、こんなに素直でキレイな涙、見たことないわ〜とうっとりしてしまうくらいだった気が。しかしジョンスの涙は、いつもおちゃらけているからか、本当に見ていて痛く感じてしまうのです。

ジョンスの涙でいつも思い出すのは、SS6の100回記念のジョンス。

成功したかったし、誰にも負けたくなかった。だから一生懸命全力でやった。そしたら全て自分の思い通りになった気がした。軍隊に行ってもすぐ時が経つだろうと思っていました。でも、思いもよらなかった出来事がたくさん起こり、どうして自分にこんなことが? 僕がどんな罪を…神様はどうしてこんな罰を与えるのだろうかと思いました。家族がいて、メンバーたちがいて、ファンたちがいたから耐えられたんだと思います。昔は欲が深かったんです。SJは誰にも負けちゃダメ、1位にならなきゃダメ、大賞を獲らなきゃダメ…。今は何も望みません。メンバーたちと、ファンたちと楽しめることが幸せだとわかったから。僕らと同じように、皆さんも僕らを見て幸せになってください。 

 私が出会った時のジョンスは、誰にも負けたくなかった時のジョンスで、大賞を獲らなきゃいけない時のジョンスで、それがリーダーだったのでなんとなくSJ全体にそのギラギラした空気感があって、レラペンだった私にとっては居心地の悪い空気でした。東方神起がデビューした時の話を、ジョンスが、イェソンが、ひょくが話すたび、このグループの劣等感はなんとかならんものかといつも思っていました。だからこそ最悪の2集(リアタイ追ってないから知らんけど)からここまで登りつめられたのだとは思っているけれども。どうしても、そのギラギラについていけないメンバーもいて、なんとなく足並みは揃っていなく、そしてギラギラしていないメンバーはやる気のないように見えて叩かれ、その筆頭がヒチョル(のように見えていた。)(その点東方神起は見てるだけで、足並みは(見かけ上)完璧に揃っているし、本人たちがやる気だろうがやる気じゃなかろうが圧倒的なパイが盛り上がってくれるから安定感もあるし、なんか、よかった。まあ実際は最も足並みが揃っていなかったのですが。)

ヒチョルがあんな風になったのも、ちょっとジョンスのせいじゃないかとも思ってました。ハン様がSJに居づらかったのは、もちろん契約もあるけれど、正直ジョンスを中心とした主流派の存在がキツかったのもあるように感じていた。私はいつでもヒチョルが一番だったし、ヒチョルだけが健やかだったら良かったので、ヒチョルと仲が悪くて、評価に貪欲そうに見えたジョンスのこともそんなに好きにはなれなかったし、ジョンスが入隊してウネ中心のSJになっていくのが嫌で、SJから一瞬離れてしまったのでした。

 

しかしながら、入隊中にジョンスの身に起こったことはやっぱりとてもじゃないけれど、本当に本当に語ることもできないくらい辛いことで、こうして100回記念のコメントを見て改めて思うけど、自分の犯した罪じゃないかと考えるほどに酷いことで、鬱病になって自殺しようかと考えていたと後に言っていたけれど、正直そうなっていてもおかしくなかったのではないかと思うほどに。それを耐えて戻ってきたジョンスが見せる表情にわたしは、今まですみませんでしたとしか思えなくなって、ひとまわり大人のジョンスの魅力に本当にやられてしまったのでした。

ファンへの言葉も、なんだかよくわからないけれどもものすごく真に迫るものがあり、それだけ失ったものが大きかったのだと思うけれども、この前のSMTのゴンドラの故障のときに走ってドーム半周したときだって、「ああ、ジョンスだな」と心から思った。

兵役の前と後、2年しか変わらないじゃないかと思うけれど、やっぱり兵役後の人間はどこか違うように思う。ヒチョルも兵役を境に、なんとなく落ち着いた気がするし、まわりの扱いも子供じゃなくて、ようやく一人前の男というような扱いになる。そうすると本人たちの振る舞いもおのずとそのような感じになり、ジョンスなんてSMAPパイセンのようになりたいとまでおっしゃるようになり、こうして丸く・丸く・丸く……

 

いや、あの時のギラギラに戻って欲しいわけじゃないのですが、こんなに丸く人間的に完成されてしまうと、その分なにか不安になるのも事実であり。しかし今はまだ過渡期で、全員が戻ってきたときにどういう色になっているかが問題なのかな?と。スジュは仲の悪かった時期を知っているので、今は本当に仲が良いのだと安心します。何度もいうけど、足並み完璧に揃ってるように見えるグループこそ、実は全然揃ってなかったりするしね。そもそも、会社に適当に集められた人たちが心の底から一致団結できるわけがなく、多少おや?という感じがある方が、そのうち本人たちが勝手に心地いい距離感を編み出して落ち着くべきところに落ち着くのでしょうか。

 

何度も何度も思うのだけれど、ジョンスとヒチョルがあの関係性から、ここまでの距離感に修復できたのは、本当に本当にすごいことだと思う。人間の関係でこんなことあるんだって思いました。

ピエロになりきれた人たちとなりきれなかった人たち

東ノ方カラ神ガ起キル

 

いつ見ても抜群のネーミングです。本当に心の底からワクワクする。というより、このグループを計画していた時の事務所のワクワクが伝わってくる。文字通り、アジアの東の方から神を起こす勢いで活動させ、事務所の夢と期待を一身に背負わされたグループでしたが、危ういな、と思っていたことがありました。

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ジュンス「小学4年生のとき、韓国でH.O.T.っていうグループがデビューして、そのステージを見てアーティストになりたいなと思った

ユノ「イム・ジェボムっていう韓国のアーティストを見て、僕も感動をあげたいなと思った」

ジェジュン「学校でバンド活動をしていて、歌が上手になったので練習生に入った」

ユチョン「アメリカに移住した時に色々な音楽に触れて、音楽に興味を持った

 

危うい…危うい…危うすぎる!!!!!!

この人たち、アイドルになるつもりでSMエンタに入っていないのです。正真正銘、アーティストになるつもりで練習生になっているのです。気持ちはわかる。12〜16歳くらいのバリバリ思春期の男の子たちにとって、男子アイドルほどくだらないものはないでしょう。そしてかの事務所は、アイドル以外にもBOAちゃんのような真正歌手や、トラのような真正バンドも所属しているグループです。でも私なんかは、ジェジュンや、あんた、そのお綺麗な顔で女の子をキャーキャー言わせてお金を稼いでいる時点で、アーティストじゃなくてアイドルなんだよ…というか、デビュー曲のHUGの時点で気付いてくれよ……とも思うのですが、彼らもアホじゃないので、半分くらいはアイドルの自覚はあります。要求されているアイドル的振る舞いもきちんとしている。しかし、選ばれた自信と、のし上がっていった経験、そして高いポテンシャル(特にジュンス)のため、半分くらいはゆうてもアーティストの気分でいる。デビューしてからも「あれ?なんか微妙にやりたいことと違うな」と思いながらもその違和感には目を瞑り、良いところを良いように解釈していたのでしょう。そしてそれができる最後の風潮が、東方神起初期のSMにはあったのでした。

 

SMPの名残

東方神起のデビュー前後は、たぶんまだ事務所のなかに濃厚なHOT成功の記憶があった。そしてHOT亡きあと、正統王道後継者として構成された東方神起は、HOTが社会を席巻したSMPを忠実に何年も守っていくのです。もちろんユ・ヨンジンがプロデュースを担当。私は今でも、SMPこそなくなりましたが、SMがここは絶対外せない!という勝負所のカムバの時は(特に男子グループは)未だに基本的にはユ・ヨンジンを当ててきているのでは?と妄想しています。

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SMPの特徴である強い社会風刺や人生に対する洞察に富んだメッセージ性の強い歌詞。オッサンたちの(おそらく過去に抱えていた)憤りを、上手く表現できるようになった今、若者に歌わせ、エンタメ性としての激しいダンスを添える。スーパージュニアもこの時期はSMPをやっています。

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カネ!カネ!

すべてがカネのこの世の中

閉じ込められた君 What is your mind

お願い周りを見て

絶望の気配が見えるだろ

 

Don't Don't もうやめて

偽善の仮面も脱ぎ捨てて

みんな待ってる

最後の希望まで捨てないで

 ドンドン最高か!

最高は最高なのですが、しかしこの曲たち、アイドル的グレーゾーンにおるのです。というのも、痛烈な社会風刺なので、単純な恋愛曲などよりもアーティスト性が強く、自分たちはアイドルではないという言い訳がしやすい。もちろんアルバム内にはアイドルソングもあるのですが、いかんせんカムバが全てという韓国の音楽市場の構造上…

そんなこんなで、正規1集〜3集の間ずっと、東方神起はSMPによる社会風刺によってアイドルとアーティストの間を彷徨い続け、ファンおよび事務所が求めるアイドル的価値と、自分たちが信じるアーティスト的価値の板挟みになっていきます。日本でも、ジャニーズがいるため王道アイドルという売り出し方はできず、エイベックスで倖田來未とコラボしたり、実態はアイドルなんだけど体裁はアーティストというジャニーズの隙間を突く形の商品展開をされます。そして、ちょうど人気がうなぎのぼりで上がるわ上がる、ついにPurple Lineで日本でもオリコン1位を取り、4集カムバを迎えるのです。しかし、1年8ヶ月の空白のちの4集カムバ時、韓国でSMPの流行は終わりを迎えていました。EDMには突入していない空白の時期。コンセプト性と中毒性の強い楽曲が求められる時期でした。

 

アーティスト性を極めてしまった4集

Miroticという最高の楽曲でのカムバを約束されていた彼らは、王道ゴリゴリのSMプロデュースの王様スタイルで韓国に凱旋します。Wrong Number、Hey!なども同様に、ゴリゴリの少女漫画ドS男子的アイドルソングでした。SMがプロデュースしたカムバの表面は、理想かつどこにもいなかった完璧なアイドルでした。

一方、自分たちはアーティストであるという自負のある彼ら。もちろん、カムバのために作詞・作曲をしまくります。ジェジュンはよく、20曲作って19曲ボツにして、一番よかった1曲を皆さんにお届けしてると言っていました。宿舎の部屋割りの話をするときも、必ず作曲の機材の話がでる。そのくらい、作曲は東方神起(当時)にとって切り離せないものになっていきます。

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ユチョの作曲能力は特に極まってましたね〜〜ミロコンのなかでも私がこよなく愛するパフォのひとつ。

作曲をすればするほど、アイドルからは遠ざかります。アイドルは、思ってもいない愛の歌や、空虚な歌詞を歌わさせられたり、本当の自分とはかけ離れた演技をしながら踊ったりしなければなりません。俺、本当はちがうねん!!本当はこういうこと考えてるねん!!という彼らの心の声が聞こえてくるようです。

当時20歳そこそこですし、みんな同様のことは思っていると思います。それを押し殺しながらアイドルを務めている。しかし、特にその傾向が強かったのが、アメリカ帰りでSMの縦社会に馴染めず、アイドル文化とも縁遠かった繊細ユチョン、圧倒的に独自かつ独特の世界観を持つ芸術家肌のジェジュン、そして、歌もダンスも極上、ぶっちゃけソロでもパフォーマーとしてやっていけそうなSM屈指の実力派のジュンスでした。ミロの圧倒的な成功、賞レースの総ナメという経験を経て、心の声を押し殺すことができなくなったのではないかと思います。

 

決別、その後

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僕はピエロ 本当に笑わせる

君に全てを捧げる しがみつくmy mind

僕の目の前にはout brow

お金の前には何もない

君は完全にpro

思うままにp.s.m.

まだ幼い僕に また

どんな事をしようというの また

 

no just do not touch me

I'm not a pierrot

もっと広い空を背にしていきたい

自由を知りたい

もっと高くfly fly

僕だけの考えがある

僕だけの人生がある

監獄みたいなあの時を思い出したくない

永遠にbye bye bye

ジェジュン作詞。いや、言及してはいないですが、誰がどう見てもSMのことですよねこりゃ…という。正直、騒動へのメッセージ性の込め方は、ユ・ヨンジンのWhy?の方が100枚くらい上手です(当たり前)。この曲はJYJ擁護派と軽蔑派の論争の火種によくなっていましたが、私は初めて和訳を目にしたとき、ジェジュンに同情するでもなく失望するでもなく「うん、そうだったんだね」という感想でした。

 

東方神起の空中分解の原因は、金銭問題(と契約問題)であったというのが現状の通説ですし、おそらく直接的原因はそれらでしょう。しかし、その裏にうっすらとねっとりと横たわっているのは、このアーティストとしての自負と、ビジネスとして求められるアイドル的価値の乖離だったのではないかとずっと思っていました。そうでなければ、あんなに急速におかしくなるわけがない。

ちなみに、アーティストとアイドルの間で苦悩したのは東方神起だけではありません。キム・ヒチョルも、おそらくアイドル的パフォーマンスにどうしても馴染めなかった一人です。初期曲なんて、全然似合わないゴリゴリの曲なのに顔が良いのでパートを結構与えられていますが、ライブではちゃんとやっているところを一回も見たことがない。歌いもせずにわざと口パクなところを見せつけて、自分流に適当にアレンジして、自分の美意識に沿うように作り変えています。どうしても嫌になってしまった3集の頃は、曲自体に参加せず、最後に出てきて挨拶程度のパートと、個性的な感じの役回りをして終了。でも、スーパージュニアではこの柔軟かつ適当なパフォーマンスが許容されたので、ヒチョルはアイドルとしても生存することができました。

一方、東方神起は人数は少ないのでごまかせないわ、全員に完璧なパフォーマンスが求められるわで、ヒチョルのようにSMエンタの支配を上手くかわして逃げることはできなかった。ゼロか100かしかなかったのです。情に厚く一度家族だと思ったらトコトンまで大切にするユノと、従順かつ慎重かつ賢く、アーティストとしての主張がそこまで強くないチャンミンは100の支配を選びました。アイドル性の支配から逃れたかった3人は、決別を選びました。それだけの話です。

 

そういう点では、アーティストに振り切っているBIGBANGおよびそれを許容するYGエンタ、そしてメンバー全員にアイドルとしての圧倒的最強の割り切りがあるSUPER JUNIORは、とっても安心して見ていられるグループなのです。

私は東方神起での辛く悲しい経験を経て、アイドルとしての割り切りがないグループは辛くなってしまうので見ない、という気持ちになってしまいました。若いグループは、そのあたりの自意識の揺れ動きが激しくてグラグラして、見ていて辛くなってしまうのです。SMエンタおよびアイドル育成をしている周辺事務所が、デビューする子たちに、お前らはアイドルなんだよ…という洗脳をするくらいの勢いでやっていただければ、それが人道的にいいことか悪いことかは分からないけれども、このデビュー後ボロボロになっていく感じがちょっとはマシになるのではないかと思っています。ですが、そのあたりのきちんとした教育がない割には求められる歌とダンスのレベルは歌手並なこともしばしばで、なんだかよくわからないうちにデビューした結果、自意識とアイドル像のせめぎあいになってしまう。そして私は「これ…既視感めっちゃある…」となってしまい、どうにもこうにも熱中できないのです。

しかし、ここにきて超大型新人アイドル・セブンティーンにはよく分からないがデビュー時からアイドルとしての圧倒的割り切りがあることが発覚、ということでセブチには安心してどっぷり浸かることができました。

 

本当は一個の記事にしたかったのですが、スーパージュニアのお兄様方の超脅威的な圧倒的アイドル割り切りぶりおよび、それが長寿につながっている点と、セブチの新人らしからぬスーパーアイドル割り切りぶりの話は長くなりそうなので続きます。

スーパージュニアのメインどころカップル簡易まとめ

mochiさんよう

 

スーパージュニアのカップリングは、全部で13×12=156通りもあります。(この事実に気づいてしまった時のわたしの興奮といったら)その中で比較的メジャーな代表的カプの簡単なまとめです。

 

 

◎カントゥク(カンイン×イトゥク)

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意外かもしれませんが、この2人はかなりの主軸王道カップルです。互いにビジネスに対する意識がものすごく強いので、必要であればキスでもなんでもします。悪ふざけがすごい2人なので、そういうのも楽しんでる。お互い練習生時代が長いので、付き合いが古い。そして、年長カップルなので、グループをひっぱらなければならないポジションという共闘関係も多少あるかと。カンインは、飲酒運転でつかまったりとかして、ヤバイ奴というイメージですが、上下関係にはすごくきっちりしていて、年上のことはものすごく立てるし、懐くのが異常にうまいです。(結構事務所の大御所どころに可愛がられたりしてる)というわけでイトゥクには礼儀正しく非常に懐いているのですが、キレると一線越えたりして下克上がはじまる……(ゴクリ)精神的に脆めなトゥギと、メンタル超強い年下大型犬のカップルです。

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個人的には、カンインから懐いてデレデレしてるのがちょっとツボ。

このカップルが著名なのは、古いですがおそらくこの自作劇の影響です。自分たちで劇作ってねって言ったらこれを出してきやがった。ウネも髭剃りあったりしてて、なんなの。

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◎ウネ/へウン⇒ウンシへ(ウニョク・シウォン・ドンへ)

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夫婦と言われますが、わたしのイメージは永遠の男子高校生。なんかよくわからないけどとにかくイチャイチャというか、2人でギャーギャー騒いでて楽しそうな双子。ちなみに、シウォンはエロいドンへと可愛いヒョクチェ、両方のことが好きで好きで仕方がないので、ウネのどっちかにセクハラというか、キスを要求したり触ったり⇒嫉妬に狂ったもう片方がキレる⇒結果3人でイチャイチャしてウンシへ乙という流れがライブなどではよく見受けられます。

ウネのイチャイチャは、2人で活動していた期間(Super Junior D&E)を見れば無限に出て来ます。

 

◎キュミン(キュヒョン×ソンミン)

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ギュ、めっちゃニヤニヤしとる…。

腹黒最強マンネ×可愛エロいお兄さんというカップル。ビジュアルが合っているのと、カントゥクにもあった自作劇でホモ演出をしたことで、確定的に王道カプになりました。ソンミンは…なんかちょっと難しくてあまりパリピ系メンバーと仲良い感じではないのですが、キューちゃんはキモオタなので、波長が合うのか仲良いです。

私は、カントゥクの自作劇より、キュミンの自作劇のほうがなんかドロドロしてて好きでした。

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◎イェウク(イェソン×リョウク)

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この兄さんのドヤ顏……。兄さんが可愛いマンネラインのリョウクを溺愛しているだけのカップリングです。わたしの中では、兄さんは天然が超越しすぎていて、あまり人に執着する感じがないのでイマイチしっくりこないのですが、絡みは多く人気も高い。関係ないですけど、兄さんはメンバー同士のキスを見るのが大好きなただの腐男子です。

 

◎ハンチョル(ハンギョン×ヒチョル)

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わ、わ、わたしの魂のカップルです。このカップルのミソは、ハン様にサービス精神が全くないという点です。ハン様は非常に硬派な男なので、カントゥクなどと違って、ファンに求められるからといって容易にホモ売りをしたりしない!!つまり、商業ホモはしないのです。嫌だと思ったら本当に嫌な顔をしたり、ハッキリ気持ち悪いと言ったりする、素直な男です。思想もチャイナだからか、やや固め。

そのハン様が、ヒチョルにだけはタジタジ、ここがこのカップルのミソなのです。あんなに硬派なハン様がタジタジ「俺の事が(恋愛的な意味で)好きなんだろ」とヒチョルにバラエティー番組で迫られて、口ごもってしまう。このへんがガチだな〜と思います。ヒチョルは誰とでもホモ感があるので、このハン様のガチ感こそが重要になってくるのです。

ライブでもまあ、距離感2人だけおかしいし、とにかくイチャイチャしていて、というかイチャイチャの具合が、他のメンバーのイチャイチャ具合とは違って非常にいやらしい感じで、なんか空気感おかしい奴らいる!!!!と思ったらたいていハンチョルです。

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ドンへ軍・ウニョク軍・中立軍に分かれて戦うというなんか面白い演出なのですが、ステージの真ん中でキスするかと思って焦る。

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あ、あ、明らかに空気感がおかしく、だれも触れられない雰囲気の2人。。。

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冒頭、2人ずつ出てくる演出ですが、他のグループと比べて距離感が明らかにおかしい。

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ただのカップル。

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いちゃいちゃするハンチョルと、それが楽しくて仕方がない腐男子イェソン。

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ヒチョル、珍しくガチで照れている…。

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再会の様子。何年かのブランクを経て、再会した時の会話とか想像するだけで涙とヨダレが同時に吹き出します。きっとヒチョルめっちゃキレ笑っただろうな……

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頻繁に会っているご様子。ヒチョルがハン様の前だと、いつもの尖った部分が消え失せてまじでおなごなところもツボであります。とにかく特別な2人であることはとっても感じます。

 

◎83(イトゥク・ヒチョル)

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ハン様がいなくなったヒチョルの心の穴を埋めたのが案外ジョンスだった説。デビューから4年くらいは、この2人はあまり仲良くなく、年長2人が仲が悪いことによってグループ全体がギスギスした空気感だったと思うのですが、もともと悪ノリのする2人で急に波長が合ったのか、急に仲良くなって、最近はニコイチ的な雰囲気を醸し出してくる。おそらく、兵役前後などでかなり互いの存在が支えになり、認め合った感。2人とも30を超えているのに年齢不詳だし、男性感があまりないので、なんか百合みたいな感じ。

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よくパフォーマンス中にエアセックスしてます。2人ともノリノリ。

 

 

変化球で、こんなのもあります。

・レラヒョク(ヒチョル×ウニョク)

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この2人、親友ノートの頃はギスギスしたメンバーということで取り上げられるくらいの微妙さでした。というか、いつもキレてて怖いヒョンに、優しい優しいウニョクが怖くて近寄れなくて気まずかったという感じだと思う。が、ヒチョルが丸くなったことによって急速に仲良くなり、持ち前のヒョクチェの優しさにヒチョルがめちゃめちゃ助けられてマジ感謝、というカップルです。基本的にヒョク可哀想なかんじ。

 

・ギュウク(キュヒョン×リョウク)

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腹黒マンネ×腹黒マンネという腹黒ペア。ギュが、よくリョウクは俺のものだ!!って感じのドヤ顔をしてるイメージ。

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ていうかこうして見てると、リョウクビッチ説ありますね。

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空港でももちろん…。

 

・キチョル(キボム×ヒチョル)

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ここは俳優志望ペア、キボムは非常にできた人間で、個性もあってヒチョルの感性に刺さったのか、なんか仲よかった。キボムはマンネラインですが、アメリカナイズされていて上下関係にあまり頓着しなかったので、ヒチョルにもガンガン入っていってたイメージ。ヒチョルのほうがずっと年上ですが、キボムのほうが年上な感じでした。

 

 

ちょっと私の好みが偏っており…しかし、他にもいろいろなカプがあります。無限の可能性のあるグループです。とにかくホモホモしいし。

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いじょう!

ひたすら好きだったMVを見返すという究極の息抜き

ヒチョルの入隊を機にK−POPガチ追いから一時離脱したわたし。戻ってきたら月日の流れは速く、今を追うのに必死です。しかし、たまには昔好きだったMVを見返して、ふふっと言いたいなと思います。

あまりヨジャグルにドンハマりしたことはなかったですが、MVはわんさか見ていました。というわけで男女混合かつ、年代とかもあまり覚えていないのでごちゃ混ぜの適当でいきます。わたしの第一次K-POP白熱期に特に愛してやまず、年がら年中見ていたMVたちです。

 

 

BIG BANG/HARU HARU

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ちょっと、さすがに曲良すぎはしませんか? 和訳がついてますが、歌詞もバツグンに詩的で良いです。このGDの唇を噛むような演技を見て、好きになってしまうかと思って焦りました。今もK-POPで好きな曲5曲挙げろ!!!!と脅されたら、すごい苦悩すると思うけど、多分入れるだろうなっていう曲。

 

 

Brown Eyed Girls/Abravadabra

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いや〜このMVはホントにすきで、1日10回くらい観ないと気がすまないくらい観てた気が……このBrown Eyed Girlsの毎度おなじみのよく分からない洋画的なコンセプトと、男に復讐していく強い女像がとても好きで(歪み)、あとダンスがバックダンサーを巻き込んでとても秀逸。この曲で、ソシ・KARAのどさくさにまぎれて日本進出して、「おしりフリフリダンス」とかいってよくテレビとかに取り上げられてた気がするんだけど、日本戦略はどうなったのだろう…謎…。ダンスも身体の柔軟性があり、とても良い◎

 

 

CNBLUE/I'm a loner

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まず曲にやられ、そして「ひとりぼっち、ひとりぼっち」という厨二病的コンセプトにやられ、ジョンヒョンくんの一匹狼的不良にやられ、ミニョクの可愛さにやられ、ジョンシンのベーシスト感にやられ、ヨンファの王道王子感にやられとやられっぱなしのMV。ヨンファのドラマ主演によるメジャー向けハピネスプロモーションに舵を切らなければ、多分そのまま好きだった。

 

 

After School/Ah

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わたし、アフタースクールのことはなにも詳しくないのですが、このMVだけは異常に好きで、冴えない男子教師というかほぼ男の子を、可愛い女の子たちがからかってる姿が超最高に可愛いわエロいわ曲の中毒性高いわでなんだかハマっていました。しかし、今見ると服装などが微妙に古いね。

 

 

SUPER JUNIOR/It's you  drama ver.

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MVに恵まれていないことに定評があるSUPER JUNIORですが、これだけは文句無しにいい。まず曲が手放しにいい。そして、1曲をワンカットで撮るという非常に工夫されたカメラワーク、街並みのセットも凝ってるし色調もいい!そしてひとりひとりにドラマがあって、それが次々と襲ってくる至福。キムヒチョルや、なんでお前だけバイクにのってるんかい…!!

 

 

f(x)/NU ABO

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奇抜な髪型にすっかりやられてしまい、ソルリの大ファンになってしまった曲。かなり音楽番組も追ってた気がする…この、誰がターゲットなのかよく分からないカオス感も総じてこのグループの魅力なのかもしれないと思っていた。和訳もたしか「オンニ、きいて〜」みたいな感じですごく面白い歌詞だった気が。今見るとすごくお金かけてもらってたんだと感じる。

 

 

ZE:A/All Day

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これもちょっと曲が手放しに良いのでは!?ということで、死ぬほど聴いてた……当時、ゼアはわたしの究極の現実逃避先で、わちゃわちゃ可愛くずいぶん癒されました。学生服×抗争×青春×喧嘩に詰まった萌え&萌えに殺されそうになってたし、この曲とBIG BANGのおかげでハルジョンイルって単語ばっかり覚えていたあの日。

 

 

少女時代/Run Devil Run

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ソシは本当に良いMVが多くて他にも毎日MV観まくっていた曲がたくさんあるのだけれど、これは出た時ひときわたまげた気がします。それまで、geeとかジーニーとかとにかく可愛くキュート路線だったのに、こ、こ、こんな大人な表情を…!!と思って目が離せなくて、そしてサニーに堕ちました。しかし、この曲が出た頃ちょうど日本進出をしていたので、ネトウヨ的な方々にこの黒タイツのことすごく叩かれていて、わたしは怒りに燃えた記憶。

 

 

BEAST/SHOCK

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まず冒頭の触手プレイ?的なコンセプトになんじゃこりゃ、となり、軽率に萌えてしまいました。ビストとPMとMブラックだけはハマらんと誓っていた(筋肉に手を出したら終わりという認識)んですが、このMVで「おやおや…そうもいかなくなったぞ…」と思いました。すぐにアルバムを買い込みました。

 

 

SISTAR/Push Push

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これ、確かデビュー曲だったような気がするのですが(あやふや)、えらく可愛くて個性的で素敵な子達がきたな!!って感じでテンション爆上がりしてました。というか、f(x)のソルリにどハマりしていた私の心の真ん中にストレートに入ってくる原宿系可愛さとアメコミの混合のようなコンセプトにめろめろ。元気が良くて、みんな笑顔が可愛くて、本当に好きだった。

 

 

SHINee/Ring Ding Dong

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SHINeeくんたちと私の(たいして運命的ではない)出会いの曲。geeとコレのダブルコンボでまずミノ堕ちがはじまり、その後おキーちゃんのパッツンとアップになったときの表情管理にヤラれ、音楽番組もけっこう追ってたのですが、みんな一斉にインフルエンザになったりしてて、本当に10代って感じで可愛かった。よく兄さんが代打で出演してたのですが、そのコラボ、すごい好きだったな…

 

 

2NE1/FIRE

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ほんとに、なぜYGはこんなに中毒性のある曲ばっかり出してくるんだろうと思いながらひたすら聴いてた曲。2NE1はBIG BANGと同様、唯一無二感がすごかったので、さみしいな〜。。混合で考えるなら、お兄さんたちと一緒に歌ってたロリポップの最高に好きだった。

 

 

TEEN TOP/CLAP

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このMVにはひときわ思い入れがあります!!デビュー曲の魅力というは確実にある。厨二病的なのに学校というコンセプトに萌え、音楽番組を観たらダンスの揃っていること揃っていること…。とにかく振りが抜群にツボだった。しかし、少年性的なコンセプトは、少年じゃなくなった時、もっと少年が登場した時に諸刃の剣と知りました。セブチにはまる準備はできていた…原点はここだという確信。

 

 

miss A/Bad Girl, Good Girl

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なんか…これもデビュー曲だった気がする…けれども間違いかもしれない…(あやふや)なんか、えらく曲が良くて、しかも振りがエロいけど男に媚びない強さみたいなものがあって、でもバレエというちょっと背徳的なシチュエーションがしてあって、すごく好きだなって思ってたら、一瞬で信じられないくらい売れてた記憶。

 

 

TVXQ/Wrong Number

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東方神起もハズレ曲がないグループですが、この曲はシビれたな〜〜当時とんでもなかったサセンペンへの忠告の曲なので、色調が青みを帯びていて中二病的で格好いい。床にあおむけで苦しむジェジュンの受け受けしさと、髪型を変えたユチョンの神々しさに夢中になった。あと珍しいジェジュンのラップからの3人の雄叫びハモり。というかこの頃の東方神起については単純に好きすぎてなんかうまく言葉がでない。

 

 

TVXQ/Picture Of You

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最後はジュンちゃん作詞のこの曲を。本当にいいグループでした。 心に沁みわたって二度と忘れられないと知る。

 

 

 

 

本当は4ミニッツとか他にもいっぱい聴いてたグループがあった気がするのですが、MVに思い入れがないのか思いだせないので今日はこのくらいで。

私がキム・ヒチョルと出会ったころ 2

前々回の記事の続きです。

 

私が、キボムの舞台のお祝いに来た、室内でぐるぐる巻きの不審者的キム・ヒチョルに出会ったとき、私が持っているスーパージュニアの全情報は以下の通りでした。

1、なんか東方神起の友達

2、なんか人数が多くて、太った人とかもいる

3、ソリソリが流行ってる

4、最近中国人が訴訟を起こした

 

ハン様が訴訟を起こしたのは、2009年の12月のことでした。東方神起の3人の後追い的に訴訟を起こしたことにより、なんだかSMは訴訟まみれの事務所であり、みんな我慢できないほどアイドルの扱いが酷いというイメージになり、「ほら、やっぱりヤバい事務所なんじゃん!」という論がトンペン内で加速したのを覚えています。

 

こんな時にぐるぐる巻きの不審者、一体なんなんだ…と思った私は、キム・ヒチョルという名前を知りました。シンデレラという意味不明のあだ名も、女装が恐ろしく美しいということを知りました。そしてヒチョルは、最近訴訟を起こしたと噂のハン様と、とってもとっても仲がよかったことを知りました。

真ん中のハンチョルのラブラブぶりがすごすぎて(1:30〜)、見ていて恥ずかしいくらいに……

付き合っている、という確信。

 

SJ初期のヒチョルは、正直メンバーの誰にも心を許していないようで、いたずらっ子だけど本心を話せる人は誰もいないようで、鋭いナイフのような危うさを持っていて見ていてヒヤヒヤすることが多いです。特に、ドッキリでわざと怒る演技をする場面などがよくバラエティーで出てきましたが、おそらく普段からこんな感じでメンバーにキレてるんだろうな…と思うような雰囲気で、正直弟たちにとっても、扱いにくいお兄だったと思います。もちろん、ジョンスにとっても。でも、ハン様の隣にいるときだけ、ヒチョルは心を許したように穏やかで優しい雰囲気で……

私が東方神起の解散騒動でどん底にいて、5人の情報を血眼で漁っているときに、奇しくもヒチョルも唯一のメンバー内親友であり理解者のハン様を失った悲しみでどん底にいたのでした。

 

ハン様を失ってからのヒチョルの苦しみ表明は、とてつもなくストレートでした。この人、いつも問題が起こるたびに率直に意見表明をしてよく炎上したりしていますし、歯に衣着せぬ物言いが仇となり、アンチが多くて大変そうでしたが、ハン様を失ってからのヒチョルの苦しみ表明経緯は、あまりに率直で、率直すぎて、こんなことまで言っていいのかしらと心配になるほどでした。

12月、訴訟直後、ヒチョルのcyのスキンが真っ黒に

そのまた直後、cy完全閉鎖

年末年始にかけ、音楽番組を欠席(確か、MCを降板したりもしていたような…)

cyに上げる文章も、痛切な悲しみがこもっていました。(ヒチョルの韓国語を私が翻訳機にかけて、適当に日本語を整えただけです。)

水魚之交

大変な時そばにきて 酒一杯交わした人がいないね
楽しい時そばにきて 共に笑った人がいないね
悲しい時そばにきて 一緒に泣いた人がいないね
毎日そばでどうのこうの 争った人がいないね

これはびっくりしたっけなあ…

客窓寒灯

一人で歩く練習 

ハン様の荷物が宿舎から運び出されたあとは、猫と自分ひとりだけの部屋に、開きっぱなしの扉のスキンにしたこともありました。

そして、4月ごろの、カムバ前のこの書き込みを見て、私は心底ヒチョルのことがすきになりました。

私には友達が一人いる
韓国語は下手だが、中国語をとても上手にする
歌はそのまま上手にするが、踊りは本当によく踊る
私は猫が好きだが、その友達は子犬が好きだ
私は料理をできないが、その友達は料理が上手だ
私は毎日悪口を言ったが、その友達は笑った

 

本当に..

過ぎてみると、よくしたことが一つもなくて…
本当に申し訳なく..
そばにいた時よくしたのが一つもなくて…


別に感傷的な性格ではないんだけど。。
そのまま取ったようで涙が出るのを、酔ったようだな…
ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ

そばに誰かいるということはとても大切で幸せなことだ

私は年を取って大人になってもそれを分からなかった

ところで
一歩遅れて.... 今は分かった.. 私、本当に..ふふふふ

ある時上手にするという話がわけもなくあるのではないようだ^-^
会いたい.. という言葉がこのような時使うようだ(-┏)

 

悲しいシーン撮る時もうまく出なかった涙が
今はあまりにも痛く流れる 

ハン様を失って、ギリギリの精神状態だったことがわかります。他のメンバーもショックは色々と表明していましたが、ヒチョルのものは、質が全く違いました。

そして涙のSS2上海。SS2は昨年から、ずっとハン様と一緒にやってきた舞台でした。訴訟の数日前まで、相変わらずの熱愛パフォーマンスを見せつけていました。

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きっと、色々思い出したのでしょう。そして、もういないということを実感したのでしょう。悲しみはひとしおだったようで…

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さみしそう…そしてShining Starでは…

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2010年3月、東方神起は最後の頼みの綱であった日本での活動を休止しました。私は信じられないくらいのショックで、しばらく(文字通り)泣きながら寝込みました。5人のいない日々なんて考えられなかったのです。そんな時だったからこそ、ハン様を失ってもがき苦しむヒチョルの表情が、とてもとても胸に刺さりました。

 

「 そばに誰かいるということは、とても大切で幸せなことだ」

一番大切なハン様を失って、メンバー内で孤立していたところから、メンバーがいる幸せをヒチョルは噛み締めたようでした。ハン様がいなくなってボロボロの精神状態だったときに、随分と弟たちに助けられたようです。その後の5月〜のカムバは、今までのヒチョルとは全く違うものでした。

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BONAMANAの前座曲としてよくやっていたBoom Boom。放送された日、びっくり仰天しすぎました。

「ヒチョル、めちゃめちゃ踊っとる!!!!!!!!!!!!!!!!!!曲の最初から最後まで全部出演しとる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

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「BONAMANAでは、正直微妙そうな関係だったジョンスとめっちゃ仲良さげな演出しとる!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

ソリソリの時には、曲の最後の方にだけチラっと出演するだけだったヒチョルが!

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あんなに神曲のノラゴだって頑なに最後にチラッと出演のヒチョルが!

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リパケのNo Otherでも、めちゃめちゃ楽しそうにしている!!!!!!!!!!!!!!!!!そしてメンバーと仲よさそうにしている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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元から俳優志望だったヒチョルは、ダンスも歌もしっくりこないようで、ダンス担当や歌担当の弟たちに引け目を感じているようにも見えていました。そして、そんなこんなで、なんとなくメンバー内での居場所も作れなかったのか、作りたくなかったのか、そんな感じだったのだと思います。3集のタイミングで、キボムのようにフェードアウトしてしまいたい気持ちもあったのかもしれません。(宿舎から出て行った話もありましたし…)

しかし、4集のカムバでは、しっかりと自分の役割を演じきっていました。「アイドルなんだし当たり前だろ」と言われるかもしれませんが、ヒチョルにとっては、ようやくスーパージュニアとしてがんばる、という気持ちが芽生えたカムバだったように感じます。そして、メンバーを大切にするという気持ちも、同時に芽生えてきたようでした。

 

ハン様を失って、生まれ変わったヒチョルの輝きに私はすっかり虜になりました。ハン様と一緒にいた頃の閉じたガラスのハートの少年ヒチョルと、ハン様を失って生まれ変わってスーパージュニアのメンバーとして生きることを決意した大人ヒチョル、ひっくるめて全部全部好きになりました。

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強心臓での笑顔、本当に素敵だったなあ…

東方神起を失った穴はぽっかりと空いているけれど、ヒチョルが日々元気になっていく姿を見るのがとにかく楽しく、嬉しかったし、夏頃からは徐々に破天荒な言動も戻ってくるようになりました。東方神起の分裂騒動や、その後の3人の発言などについても、言うべきことはきちんと言ってくれました。とにかくヒチョルはどん底の私と同時期にどん底にいて、その後華麗な復活をとげて私の精神もそこまで引き上げてくれた存在なのです。神様はここにいたんだなあと思いました(宗教)

 

 

そして神様はその後も活動中なようで。

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おそらく、ユノとジェジュンのつながりには、何か、何かこの人がしてくれているような、そんな気がするのです。3人と事務所との大変で困難な問題についても、直接的な影響力はないにしても、神話兄さんとのつながりの場に同席したりと、何か、何かしてくれているような、本当に心の広く、深いお人なのでした。

愛を乞うスーパージュニアと、愛を乞わせる東方神起

2003年デビューの東方神起と2005年デビューのスーパージュニア。この2組は、年齢層もほぼ同じで、デビュー前には横断的にグループを組んでデビューを目指していたことで有名です。(ヒチョルユノジェジュンカンインや、ソンミンウニョクジュンスなど)

しかし、デビューしてからの彼らは、正反対のプロデュースをされていました。この2組を生み出した時のSMのバランス感覚とプロデュース感覚は、ちょっとやっぱり尋常じゃないもののように、今振り返ると思います。そして、この2組の圧倒的な差異が、あのころの私を熱狂させたし、それは今に繋がっていると信じている。ので、今日はちょっとこの2組の関係性とプロモーションの違いを見ていきたいと思います。

 

この間、東方神起とスーパージュニアの関係を明確にMCの方が捉えておりました。

東方神起とスーパージュニアなんて、王様と乞食みたいなもんじゃん!」

スジュのみんなはハハハ…と笑っていましたが、この例えはあながち間違いではないところが悲しいですね。

 

 

東方神起に付与されたポジションは、

・王道

・王様

・カリスマ

とにかく、アイドルの王道を突き進む集団でした。それもそのはず、SMエンタの原点であり、K−POPの歴史に燦然と輝くH.O.Tの正式な後継者として集められ、韓国のSMAPを作るという壮大な目標(ゴールデンプランと呼ばれていました)のもと、大切に大切に作られてきたグループだったのです。完璧なプロモーションの結果、デビュー直後の1集から、東方神起は韓国はじめアジア中から熱狂的な支持を受け、一瞬にして、10代の少年たちがスターダムに押し上げられました。

(日本での道筋はまた別ですが、そしてこの韓国⇄日本の音楽界の齟齬を最も最前線で身を削って受けてしまったがために、この完璧なグループはわずか6年で空中分解してしまったと私は推察しているのですが)

 

一方のスーパージュニアに付与されたポジションは

・邪道

・エンタメ集団

・なんでもあり

デビュー以来、常に1位、第一線をひた走っていた東方神起とは対照的に、スーパージュニアの滑り出しはあまり芳しいものではありませんでした。それもそのはず、事務所の方針が全く定まっていなかったからです。当初は、韓国でいうところのAfter Schoolのような、というかお手本にしたのは90年代〜00年代初頭のモーニング娘。ですが、卒業制・入れ替え制を取ろうとしたらペンの猛反発にあい、結局キュヒョンだけを後メンバーとして追加するもその後は人数固定制というなんともグダグダなグループでした。

もちろんその最大の被害者はメンバーであり、仲は悪いし、揉めるし、人数多いから一人当たりのパートも少ないし、その割に東方神起と比べて明らかに経費をかけてもらえないしで、散々だったと思います。Marry UのMVなんて、今見ても本当に酷い。よく今のところまで持ち直せたと思います。このグループの軌跡も本当に凄い。

 

 

まあそんなこんなで、2つのグループには全く対照的な価値が半分くらい計算で、半分くらいは成り行きで付与されました。スーパージュニアも徐々に人気をつけ、2集のリパケでは1位を取れる程度の実力も備わってきました。そして、あの2008年〜2009年、東方神起1年7ヶ月ぶりの4集カムバ、スーパージュニア3集カムバへと突入するのです。

事務所のグループに対する姿勢が最もよく表れるのが、カムバのプロモーションです。アイドルにとってカムバは、日本のシングルリリースの重さとは違い、その1回で全てが決まる重さを持っています。そのカムバ曲で何を見せるかによって、アイドルの価値が決まるし、評価も決まる。アルバム曲が全てダメでも構いませんが、カムバ曲は絶対に絶対に、外してはならないし、そのグループを象徴する存在でなければならないのです。

 

まずはお互いの代表曲から見てみます。両曲は1年違いで発表されましたが、ひたすら1位を取り続け、ペンのみならず、一般社会まで浸透していた印象があります。少女時代のgeeの流行とも重なり、SMが単純に楽曲で席巻していた時期でした。

和訳は、基本的に事務所公式DVDの日本語字幕の書き起こしです。これがおそらく、事務所の意図に最も近い翻訳なので最も参考になります。日本語おかしいところが多々ありますが。

 

・Mirotic(呪文)東方神起, 2008

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始まりは甘く、ごく自然に俺に惹かれるんだ

いつだってそうだったみたいに 先に声をかけてこいよ

どんな可能性があるかわからないだろ oh

愛とは何々である 何々である!

飾りにすぎない言葉 Red Ocean

俺は  breakin me rules again

わかってるだろ 退屈だって?

少しくらい傷ついたってお前は平気さ oh

 

お前は俺を求め 俺に夢中で

狂いそうで 抜け出せない

I got you under my skin

お前は俺を求め 俺に夢中で

狂いそうで お前は俺の奴隷

I got you under my skin 

 東方神起は、常に完璧な王様的存在なのです。自分たちを好きにならない者なんていない、という前提条件があるのです。そのため、歌詞も高圧的で「俺たちを好きになるのが当たり前」的なスタンス。「少しくらい傷ついたってお前は平気さ」とかいう歌詞は正直びっくりしました。10代のいたいけなアイドル好きの女の子に向ける言葉としては少々厳しすぎる。とにかく、好きになってくるのはお前、的なスタンスでこちらを圧倒してくるのです。

アイドルの仮面をつけさせながらも、彼らは本質的にはアーティストである、というのがこのグループの特徴でもあります。そのため、ペンの求めるアイドル的価値と、自分たちの持つアーティスト的自負の板挟みになったメンバーが、事務所の方針についていけなくなったというような気がしています。

 

 

・Sorry, Sorry Super Junior ,2009

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眺める瞳の中に、瞳の中に、

僕はまさに何かに取られたようなやつ

歩いてくる君の姿、君の姿

君はまさに僕のハートを踏んできたよう

 

Sorry Sorry Sorry Sorry

僕が、僕が、僕が、先に

君に、君に、君に、はまって

おちて、おちてしまえBaby

Shawty Shawty Shawty Shawty

目が眩しくて、眩しくて

息苦しくて、苦しくて、

僕が狂ってしまいそう Baby 

スーパージュニアのソリソリは対照的に、素敵なアナタに夢中の僕、というスタンスの曲です。力なき者の戦法、下手に出て愛を乞うのがスーパージュニアなのです。デビュー当時はやんちゃな男の子たちという印象でしたが、3集では衣装にスーツを着させました。(ここからスーパージュニアはスーツを着させとけば最強説が始まります)

ちょっとオトナなお兄さんたちが、「美しくて素敵なアナタに夢中」と言うのがスーパージュニアのメンタリティーの基本です。そのため、スーパージュニアのメンバー内にはアイドルに徹する、アイドル的割り切りが爆発的に生まれてきて、それが長寿グループの秘訣となっていくのです。

 

 

他の主要曲のスタンスも、ほぼ同じです。

 

 

 ・HEY!  (Don't bring me down)   東方神起,2009

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Hey, dont bring me down

普通の男と一緒にするな

愛し方を知ってる男なら

いつでも立ち止まらない道を選ぶんだ

Hey, dont bring me down

渡り鳥みたいな男だと思うな

最後の瞬間に お前の男が誰なのか見てろ

 

二度と俺を揺さぶろうなんて考えるな

ありのままの俺を見ていろ

今どきの人々の視線に合わせて

俺を価値のない男にするな

ミロコンのパフォーマンスは、私が今まで見た全パフォーマンスの中で最も好きなものです。東方神起のカリスマ性の結晶。

この曲のストーリーは、一応、 アイドルらしく、彼女に振られる寸前の男の話です。彼女が自分を試そうと、部屋から出て行こうとしています。スーパージュニアだったらここで「君がいない部屋は僕には寂しすぎて、頼むから戻ってきてよ」的なことを必ずいうはずです。(そういう曲が何曲もある)

しかし、東方神起は「二度と俺を揺さぶろうなんて考えるな」「最後の瞬間にお前の男が誰なのか見ていろ」と、超・高圧的。しかし、少女漫画にてドS男子が勝つ理論と同様に、こういう自信があって引っ張ってくれて、自分を痛烈に求めてくれる男性像が、10代の女の子たちを熱狂させていくのです。

 

 

・BONAMANA 美人 Super Junior, 2010

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君は知っているのかいないのか 美しい人

どうかしてると言われても好きだ 美しい人

誰か伝えて my baby, to my baby

僕がここにいると 待っていると

 

Bounce to you Bounce to you 僕の胸は

君に向かって抑えきれないくらい 弾んでいるのに

Break down to you down to you 僕の胸は

君を手に入れられなきゃ 止まってしまう 

ソリソリヒット後の4集のせっかくのカムバなのに、とりあえずカムバしとけ的なノーコンセプト感に私は当時本当にびっくりして、スジュの扱いを嘆きましたが、この曲も本質的にはソリソリと同様です。

 

 

 

この正反対の姿勢は、東方神起の5人が解体してからも続きました。2人になって初めてのカムバ曲、『Why?』

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歌詞については、諸説あるというか、体裁は彼女に捨てられた男の話になっていますが、誰がどう考えても事務所を捨てた3人をなじりつつも、俺たちは耐えてこの場所を、東方神起を守り抜くぜ的な歌詞で、常に紛糾してきた問題なのでスルーします。

冒頭で、2人とは別音声が

THIS IS RETURN OF THE KING

と叫びます。(これに震えたトンペンは多かったと思います。)

あくまで、人数が減っても、SMエンタは、東方神起がKINGであると示してくる。東方神起は永遠の王であるのだなあと、ゴタゴタがあった後でもそういう扱いをされるのだなあと、私はこの時に心底感動しました。

 

 

10周年のスーパージュニア、記念アルバム『Devil』

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僕が今 言おうとすることは

ちょっと変かもしれない

なぜだか君はちょっと難しくて

僕はいつもてんてこ舞い

 

君は冷たくて熱いDevil

真夏の夕立シャワー

熱くなった身体を濡らした後に

そしてまた 喉を乾かせる 

君は遠い砂漠のオアシス

真っ赤な赤道の影

一瞬だけ喜びを味あわせて

そしてまた 喉を乾かせる

この曲については、ようやく、ようやく本気をだしたね…という感動もあり、超最高という感想しかないのですが、というかKポ曲の中で最も好きくらい好きな曲であり、この1曲についていずれ書きたいくらいですが、これもやっていることはソリソリ時代と全く変わりません。強いて言うなら、オトナの魅力というか、エロさが加わったぐらい。

 

 

 

 

常に愛を乞うてきたスーパージュニアと、愛を乞わせてきた東方神起。もちろん、アルバム曲では、東方神起は(特にメンバー作詞曲は)白馬の王子様のように優しく、女子を慈しんでいるし、スーパージュニアには遊び人っぽい曲も、高圧的な曲もあります。しかしやはり、カムバ曲というのが、事務所がそのグループをどう売りたいかが最も色濃く表れます。

この2組が対照的な存在だったからこそ、トンペンとスジュペンを掛け持ちする人は多かった。トンペンとビッペンは掛け持ちしづらいのです(共に王様なので)。こうして、SMエンタの巧妙なプロデュースにまんまとハマった私は、東方神起を失った痛みをスーパージュニアで癒しながら、そしてたまにSHINeeを眺めてニヤニヤしながら、順風満帆のKポ生活を繰り広げるのでした。(ヒチョルが入隊するまで)

この王道⇄邪道の緩急こそが、SMエンタ最大の武器かと思っていました。最近デビューのグループからその縦のつながりの緩急が失われつつあるのが若干心配ですが、きっと何か別の戦略があるのでしょう。今後もひっそり見守ります。

 

 

東方神起4集、スーパージュニア3集以前の、H.O.T系譜のSMPがまだギリギリ残っている社会風刺カムバ曲や、東方神起哲学三部作の考察などについては、またいずれ。